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『ICO 霧の城』/宮部みゆき


ICO.jpg


今回久しぶりに宮部作品読みました~

本作はミステリーよりファンタジー色の強い作品で、ブレイブ・ストーリーに近いかんじでした


**ストーリー****

ーーーいつだかわからない時代の、どこだかわからない場所でのお話

主人公はイコという13歳の少年
イコは誰より健康で強靱な身体をもつ普通の少年だ
両のこめかみに小さな小さなでっぱりがある以外は

13歳のある夜、それは急激に姿を現し、天に向かって伸びる2本の角となる

それこそが『生贄(ニエ)の刻(とき)』

それを合図に『霧の城』と交わされたとあるしきたりが開始されるーーー


**感想****

あとがきで知ったのですが、本作はゲームのノベライズ版らしい!

さすがゲーマー!笑

原案があるものの小説化なんて…なんだか不思議…

でもゲームのシナリオと小説はあんましリンクしていないみたいです

私ゲームを殆どしないのでゲームのシナリオとかもよくわからないんですけどね(^^;

なので小説としてしかわからないのですが、
さすが宮部さん!
起承転結の転がほんとにぐるっと転げました!(`∀`;


『霧の城』の謎…
その過去、正体…
その成り立ちとは…
『しきたり』に秘められた意味
角の生えた者たちが生贄になる理由

様々な謎がひとつひとつ紐解かれるとき、イコが出す答えにドキドキハラハラしながら読んでいました!


印象的な台詞は女王の台詞
「わたしは満足したのだ」


恐ろしいは闇か人か…

人が思考を止めそれを習慣化したとき、そこには最初の思いや覚悟が消え去りただその行為のみが残るか、或いはその行為に見合う新たな理由を付随させていく

意味を知る者たちは閉口し、己の行為を価値あるものだと慰める

意味を知らぬ者は、しかしその幼さ故に、情に動かされ様々に理解しようとする

  イコにトトにヨルダ

幼く小さなその体に収まりきらず溢れ出る勇気と正義感

しかし闇は深く、語られぬ歴史はそこはかとなく暗い…


本当の闇は魔神なのか…?

浦沢直樹先生のMONSTERで最後にお母さんが『本当の怪物は誰?』と問いますが、それに似た問いがここでは浮かびました

太陽神が統べるこの神聖帝国においても、人の心の深淵には光が届かず闇が巣くう場所があるのなら…

本当の闇とは一体なにを打てば絶やすことができるのか…

う~…ん…
これがゲームだとおもうと…

   重い!!www

内容としては楽しめたのですが、風景描写を読み取るのが非常に難しかったです。

もう城内をさまようシーンとかはお手上げでした\(^O^)/ワッショイ


キャラクターに触れておくと、私の推しメンはオズマです!

2位のイコと圧倒的大差をつけてオズマです!!

オズマ最高☆

イコは小柄でかわいいイメージがあったけど、物語冒頭でニエの子はすくすくと手足が伸び…ってあるからどうなんだろ?

トトは…無邪気通り越して無鉄砲!本当に困った子どもだ…読んでるだけで疲れた…(^^;

トクサの村の人々---村長&継母さまとか---は…裏歴史を知っていたかどうかで好感度変わる…

ところで村長は『そんちょう』ではなく『むらおさ』
大事なシーンでこれを『そんちょう』と読むか『むらおさ』と読むかで印象が変わります
ちなみに継母さまは『ままははさま』ではなく『まんかかさま』


情景描写の読み取りが難しかったのと、後半がちょっと駆け足だったかなと感じた部分はありましたが、世界設定(裏歴史)と後半の転結がすごく濃くて読み応え大でしたっ!

★★★☆☆
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『強運の持ち主』/瀬尾まいこ

強運の持ち主


本の紹介の前に・・・


見てくださいこの表紙!!!!





いやぁ~相変わらずコイヌマユキさんの絵は素晴らしい(●´`●)

以前久保寺健彦さんの『オープンセサミ』のとき同様、今回も図書館で見た瞬間

  表紙借り

しました(^ω^)



***内容について***

主人公は占い師のルイーズ吉田こと吉田幸子

彼女を訪れる様々な人がキーパーソンとなってストーリーが進行します

三千円をケロリと払ってみせる8歳の少年・一ノ瀬堅二くんが持ちかけた深刻だけどちょっと訳ありな相談
『お父さんとお母さん、どっちにすればいいとおもう?』
--------------------ニベア


失敗しても外れても何度も何度も尋ねてくる不可思議な女子高生・墨田まゆみの気を引きたい人とは?
『気を引きたい人がいるんですけど、どうしたらいいですか?』
-------------------ファミリーセンター


関西弁の青年・武田平助が告げたルイーズに訪れる『おしまい』とは?
『実は、俺さ、おしまいが見えるんよ』
-----------------おしまい予言


要領の悪い助手・竹子さんから教えられたこと…身近すぎてわからなかったこと…
『いいんです。私の人生は、健太郎しだいだから』
--------------------強運の持ち主


最初2話はなんとなく先が読めてしまいましたが、後ろ2話は先読みできない展開でした

いつもヒントになるのはルイーズの占いの師匠・ジュリエ青柳の助言(?)

主人公はほぼインチキ占い師やけど、どうやらジュリエはホンモノ☆

どの話にも共通して言えることは…


   読みやすい

   かわいい

  \(●^ω^●)/


各話1時間弱で読めて、読み終わった後こころがほんわりしました~

ユキさんの絵がぴったり!

瀬尾まいこさん、素敵な作家さんと出会えて良かったです!

★★★☆☆

『リリィの籠』/豊島ミホ


女の園---女子高---にて繰り広げられる様々な人間模様を描いた本作

短編集になっていて、
物語は

在校生
『銀杏泥棒は金色』
『忘れないでね』
『いちごとくま』

先生と生徒
『ポニーテール・ドリーム』

教員の姉と実習生の妹
『ながれるひめ』

卒業生
『やさしい人』

そして書き下ろしが
先輩と後輩
『ゆうちゃんはレズ』

と、多種多様な立場の視点で描かれています。

本書は短編集ですが、

1冊の本にすることが決まっていたかのような構成に驚かされました!

『教室の空気は他のクラスに比べてにぎやかで、なおかつ排他的だった。

自分を誇示するために他人を笑う人が多かった。

-----中略-----

真琴も時々、嘲笑の対象になった。』

『同じ服を着た同い年の女の子が教室じゅうに散らばっているのに、その瞬間から私は、真琴とふたりでガラスのビンに閉じ込められたように、女の子たちのくすくす笑いでできた海の上をあてもなく漂うさだめになったのだった。』

--------『忘れないでね』


「『かな?』じゃないよ、『かな?』じゃ!あなたはここでは先生なの!」

すみません、と謝ってはみたけれど、「先生」だからどういう対応をすればよかったのかはいまいちビンと来ないまま……』

『三時間目でやっと空き時間になったと思ったら、松永先生に、ここまで二時間見学したぶんのノートを見せなさい、と言われた。

一応教科書に取っておいたメモを見せたら、「なんだこりゃ」と一蹴された。

-----中略-----

わかってないなあ、とため息をつかれて、思いのほか強いショックを受けた。』

--------『ながれるひめ』


等々…今の自分には読んでて苦しくなる言葉が印象的でした。


問題はね、『女子高』であることじゃないのよ、きっと。

問題は、『女子高生』であることだとおもった。

周囲の環境云々に関わらず、各々の中学時代を経た女の子はある程度の人間性をもって勝手に成長していく。

だいたい高校より中学で人格の根本を形成していくから、中高で大きくキャラの異なる人を指してわざわざ『高校デビュー』なんて言葉が生まれたんだろう

そして中高で培われた人格をもって大学、社会へと出ていくわけで、どっちかっていうとそこの方が環境から受ける影響は大きい気がする

…とか社会に出てもいないくせに言ってみる…(^^;


でもやっぱり同年代が多い職場の人と、同期が少ない職場の人では、同じ年代でもなんか違うと感じた。

いつまでも『女子』のつもりで、上記の『忘れないでね』のような行動をする人もいれば、

『かわいい大人』として上司に可愛がられてる人もいる。


他人を変えることはできないから

せめて自分は後者になりたいとおもうのでした。。

★★★☆☆

となりの姉妹


長野まゆみ著/となりの姉妹

久々に本のレビューです(^o^)

最近毎週レポートに追われてて、

先週はテストふたつにレポートよっつという年内最大の正念場を乗り越え、

その真っ只中に作家活動を反対するわが最大の天敵・Kチューター(教授)からの呼び出しをくらい、

嫌味カメハメ波をくらうというハプニングもありましたが、

私はそれを華麗なる太陽拳でキラリとかわし、

相手がくらりとしている隙にひょうひょうと教授室を後にしてきました(・∀・)

…なんの話だ??


あ、そうそう本のレビュー!!


てわけで、最近読者する時間がなかなか作れなかったしだいですが、やっと長野先生2作品目!!


内容は…

『となりの姉妹』というより

『わがやの兄』
もしくは
『小母さんのしりとり』
の方が合っている気がしました(・∀・)アレ?

というのも、主人公の佐保目線で物語は語られますが、
中でも兄の存在感は一段と強く、また、物語の展開が菊屋の小母さんのしりとりで進んでゆき、さらに言うなら、キーパーソンとなるのはとなりの姉妹の家の2階に間借りしている住人たち…ということで、

ともするととなりの姉妹(特に妹の咲也さん)がいち登場人物に過ぎとさえ感じてしまうのです(((((@д@;)))))アワワ…



とは言うものの、
少年アリスに続き、今回も長野さん独特の不思議な世界に包み込んでいただきました。

霧の先にある不思議な街に迷い込んだみたいな世界なんです。

表記も旧字体だし
地域・近所付き合いもいかにも『昔ながら』なかんじだから
まるでタイムスリップしたような気分。

その中で

自由人な兄の存在は時代に合ってなくてかっこいい

となりの姉妹の姉・逸子さんは不思議な雰囲気をまとっていて美しい

菊屋と幡戸家のつながりは複雑で物語にミステリアス色を加えている。


起伏は少ない物語ですが、
独特の雰囲気漂う素敵な作品です(^o^)

★★★☆☆

進撃の巨人

5巻まで読みました!

9月に初めて兄の家で見かけてそこで4巻まで読み、
広島に戻って5巻読みました!

これは・・・いいのでしょうか?

いや、実際おもしろくって5巻まで通読してしまったわけですが…が…

・・・いいのでしょうか?笑


ストーリーは単純にいえば
   人間対巨人

主人公エレン・イェーガーは幼なじみのアルミン、家族同然の親友ミカサとともに調査兵団となって命を賭けて巨人討伐を誓う。

といったところです。


しかしっ!!!!
1巻でお母さん巨人に喰われるわ、エレン喰われるわ…衝撃の連続でした!!!!

おもしろいっ!!!!

おもしろいけど…これほんまに少年誌?

すごいなマガジンて・・・


キャラクターについて☆

4巻まではミカサにぞっこんだった私ですが、4巻で強者が現れた…


リヴァイ兵長!!!!!!!


5巻でリヴァイ兵長渾身の蹴りがエレンの顔面を貫き私のはぁとまで響きわたったことは言うまでもない。

しかもその後『俺を憎んでいるか?』とかわざわざ聞くあたりがかわいい

そして最強にかわいいのは
アジトにしようとした城が、久しく使われていなかったため荒れてると聞いたリヴァイ兵長

『それは重大な問題だ…』

『早急に取り掛かるぞ』

ページめくって次のコマ




かぁわいぃ----------(>∀<)←


これでバシバシ巨人殺しちゃうんだから漢だね!

しかも仲間の死に目には温かいんだからたまらないね!


あと、イモ女こと、サシャ・ブラウスも好き!!

てか初登場やばすぎ!!!!笑

私も授業中に似たようなことしてこっぴどく叱られた挙げ句家に電話されたことあるわ~笑笑

微笑ましいサシャ!
どうか生き残ってくれっ!!


5巻で出てきたハンジ分隊長も好き

『ハンジ分隊長御乱心』
はかなりウケました!笑


ミカサ、サシャ、ハンジと作者さん女キャラうまいですね!
クリスタ・レンズとアニ・レオンハートもかわいいし美人。
作者さん男性…ですよね?


ところで5巻で巨人が気になることをしゃべりました(てかまず巨人がしゃべったこと自体かなり気になるが…)

『ユミルの民』
『ユミルさま』
『よくぞ』

ここで反応するのが北欧神話好き!!

ユミルっていったら北欧神話に出てくる最初の巨人…

巨人!!!!

そういえば北欧神話では人間の住むミドガルズと巨人の住むヨトゥンヘイムの間には壁とかあったような…

まさか北欧神話がモデルになってるかもしれないとなるとますます気になります!!

5巻のラストに出てきた『女型の巨人=アニ』説がネット上で浮かび上がっているようですが、巨人の正体ともども、今後北欧神話ネタがどれだけ絡められてくるか期待したいとおもいます!


諫山創 著/進撃の巨人
別冊少年マガジン連載中
ごあいさつ
Serendipitous House

Serendipitous House
-セレンディピタス ハウス-

Serendipityとは"掘り出し物を見つける才能"。意訳して『幸福な偶然』とも言われます。

私は今日たまたまここに来て下さったあなたに
少しでも『幸福な偶然』を感じてもらえたらいいなぁとおもっています。

つたない文章と未熟な絵ですがご覧になっていただけると幸いです


ブロともさん&相互リンク受付中です☆

よしたけ

よかったらHP遊びに来てください(*^^*)
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twitterやってます
@rinca1021

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プロフィール

よしたけ りんか

Author:よしたけ りんか
広島の大学生
(医学部理学療法学専攻)

絵、星、本、漫画、映画、サッカー、アリス、BUMP OF CHICKEN、宇多田ヒカルさん大好き。

尊敬する人
 手塚治虫先生
 藤子・F・不二雄先生
 今敏監督
 宮沢賢治さん

夢見るリアリスト。
せっかちなのんびりや。

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